人気ブログランキング | 話題のタグを見る

サマルカンドペーパー⁉︎

夏休み、ウズベキスタンに旅行した友人

サマルカンドペーパー⁉︎_c0087899_08440313.jpg


「サマルカンドペーパーって知ってた?」

聞いたことがあるような、、、無いような、、、

それは なーに?✨✨

友人曰く、
桑の木を原料にして作った紙、
シルクペーパーとも呼ばれてるんだよ!」

世界に広がる桑文化!!

なるほど。
日本でも、和紙の原料として、楮やミツマタだけでなく、桑の樹皮も使われていました。
今はほとんど使われていません。


サマルカンドペーパーとは?

ウズベキスタンのサマルカンドの紙すき工房でのみ製造されている1000年以上の歴史を持つ高品質な紙。

昔、捕虜としてとらえられた唐の紙すき職人が、中国古来の紙すき技術をサマルカンドに伝えたのが始まりだそうですが、

いったん廃れた技術を、日本人NPOの助力で復活して、今は、その工房が人気の観光地にもなっているようです。


現地の桑の木を使って製造され、仕上げに貝を使って表面を磨くことで、紙の表面に絹のような光沢がでる。

どんな貝を使うのかしらね。

シルク成分が入っているわけではないようですが、別名シルクペーパー。

たとえば、シルクセリシンを混ぜたら、
本当のシルクペーパーだね。
セリシンの成分がプラスになると、
どんな性質の紙になるのかしら。

ミニ和紙の作りで自由研究してみましょうか。

桑は
繊維が短いので、ペンの滑りが良く、書きやすいらしい。

しかも、丈夫。
昔は王の紙として
王宮の人間が手紙を書くときに使われていて、
1000年前にサマルカンドペーパーで作られたコーランも当時の状態のまま残っている
んだって!

お土産物として、
ハガキやしおりなどを売っているそうです。
ウズベキスタン旅行の際には、
「コルギル・メロス紙すき工房」
お忘れなく!





by mulberryclub | 2016-08-16 11:08
<< 東白川村の桑畑 関口知宏 ヨーロッパ鉄道の旅 ... >>