蚕業革命 カイコがつむぐ新物質 (Eテレサイエンスzeroより)

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こんなことが起こるとは⁉️

今年5月にご講演いただいた今村先生の演題を覚えていますか?
「いま蚕の進む道」
でした。
蚕の進む道は、なんだかたくさんあるようです。

お蚕さんは引っ張りだこの大忙しです。

さすが! 人類と共に5000年歩んできただけのことはありますね👏🏻

せっかくなのでこの番組、文字にして残したいと思い、ほぼテレビの内容にそって、記録させていただきます。

人類と共に5000年歩んできた生物"蚕"
しかし、いま、カイコは、ただ糸を吐くだけの生き物ではないのです。
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カイコには高いたんぱく質生産能力があります。
その能力を利用して、カイコにいろいろなたんぱく質を作らせることができる、
カイコは非常に優れた"生物工場"として、需要が高まっています。
そして、産業化へのカギを握るのは、日本古来の養蚕業です。

さあ 新たな蚕業革命⁉️ の幕開けです

カイコのからだを薬を作る工場として利用する = カイコは"昆虫工場"
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カイコの体の中で、薬となる物質(インターフェロン)をつくっています。

カイコ一頭で、製品としてのインターフェロンが数十本分。

カイコと言えば"糸"のイメージでしたが、体内で薬を作り出す、とは驚きです。

では、なぜ、カイコを使うのでしょうか?

答えは、カイコのたんぱく質生産能力の高さにあります。
カイコの体はほとんどたんぱく質で出来ていて、その体重は一ヶ月で1万倍に増えます。
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しかし、カイコの体から薬の成分を取り出すのは手間がかかります。
それが、かんたんに取り出せる方法、あらわる。
カイコの遺伝子組み換え、この光るカイコにヒントが!
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2008年にカイコのゲノムは完全解読されています。
カイコの吐く糸、繭に、その成分を待たせて、繭から取り出す方法です。

また、糸の性質を変えることで
新素材の開発もはじまっています。
他の生物が持つ有用な機能をシルクの中に取り入れる
オニグモの遺伝子を組み込んで作る"クモ糸シルク、人口血管、コラーゲン入りシルクで化粧品など
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長期保存が可能であることも、繭の利点。
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はたして、遺伝子組換えカイコは、普通の養蚕農家でも飼育可能か?

現在検証実験中。
数年以内には養蚕農家での飼育実用化が可能、
そうなれば、日本の養蚕業の衰退を救うカギとなる。
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日本にはもともと、養蚕業の伝統技術があるので、地の利、人の利が残っている。
しかし、
15年前には6310戸だった農家が、2014年には393戸のみ、しかも高齢者。
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興味を持つ若い人も現れて、新たな養蚕として光が当たる期待をもたれている。

遺伝子組み換えカイコを使った蚕業革命も、もうすぐだと、期待している
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以上、
だいたいこーんな内容でした。
いかがです?

養蚕農家の数が、再び増える可能性もある、と言ってました。
むかーしむかーし、カイコを大切に愛情を持って育てていたのは女性たち。

ということは、
もしかして
これからの時代に、"カイコ女子" ってのもイケるかも⁉️
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そしてお蚕さんに食べさせる桑、桑畑の手入れをするのは、"クワ男子"のお仕事❗️

"カイコ女子"と"クワ男子"
で、がんばれニッポン。












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by mulberryclub | 2015-11-28 20:18 | お知らせ | Comments(0)
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