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自然の色をいただく 草木染め

今日は草木染めの勉強会

◎四季の桑 冬編
◎山茶花(さざんか)の花びら
◎カリヤス

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さーて、
今回はどんな色に染まるかなー

お湯を沸かしながら、手順の確認。


" 四季の桑 冬編 "

桑の葉っぱはもう落葉してしまって残っていない、けど、枝を煮ても色素は取り出せます。

不思議なようで、当然でもある。

たとえば桜🌸は、枝からも薄いピンクの色素がとれるそうです。

"自然から、色をいただく"

そんな気持ちで😌

枝を細かくカットする
20分くらい煮出す
もう一度20分煮出す
合わせた染液に布を浸け、絶えず動かす20分
媒染液に浸け、絶えず動かす20分

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そして

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染め上がりました。
左はシルク、右は木綿。

素材が違うと染まり具合も、変わります。

シルクには、お試しで絞りを入れてみました。

後ほど、アイロンかけて仕上げます。



"カリヤス"

漢字で書くと"刈安"
ススキによく似た植物です。

やり方は桑の枝と同じ。

色もよく似てる、、と思ったら
やはり、違っていた。
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植物固有の色素、
媒染液との化学反応、
季節や環境の違い、

理科の実験みたい🤔

そういえば、お料理も、
実験みたいなものだって言いますね。

暮らしの中で、実験くん🔎
楽しい!


"さざんかの花"

染めに戻って、
こんどは、さざんかの花びら。

できるだけ身近な材料で染めてみたい、と思って選んだ材料。

🎼 さざんか さざんか 咲いた道
焚き火だ 焚き火だ 落ち葉焚き

🎼さざんかの〜宿〜

ってのもありましたね

で、さざんかってどんな花?

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漢字で書くと 山茶花。
元は、さんざか と呼んだのが、変化して さざんか
になったんだと。

いろんな市町村の花に指定されてるようです。
常滑の方、横浜の方、杉並区の方、名古屋市港区の方、、、、
ご存知でした?

ツバキ科なので、見た目も椿によく似ています。
垣根に使われているので、この季節には、あちこちで咲いています。
白い花もあります。

今回はもちろん赤いさざんかで。

この花びらをばらばらにして、布の袋にいれ煮ます。
煮て色素を抽出します。

赤い花びらからいただく色は何色?

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初めはとても薄い肌色でしたが、クエン酸を入れたら、少し赤みがでて。

オレンジ系の赤に👇🏻

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もっとピンクやローズみたいな色になるかと思っていたら、、、😳

実はこの花びら、取ってきてすぐ染めたものはもっとローズピンクの色素が出たんです

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これから、季節ごとに、四季の桑シリーズの他、身近な素材を使って、シルクのストールやポケットチーフなど、染め体験を企画します。

🌿😃草木染め🌿
やってみたいけど、道具や材料を揃えるのも大変💦と思っていた方は、ぜひ💁

お問い合わせはこちら

anp@mediacat.ne.jp まで

体験会開催の折にはメールや電話でご案内させていただきます。

どんな様子? 気になる方は

今年の秋、猿投で行った草木染め体験会の様子は11/1のブログをご覧くださいませ。




by mulberryclub | 2016-12-16 17:00 | 活動記録
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