シルクセリシン入り マルセイユ石鹸作り

人類初の石鹸は、紀元前3000年頃にできた!

知らなかったー😓

神さまに焼いた羊を供える風習があり、その時落ちた脂肪が木の灰に混ざってできたのが、
石鹸の はじまり はじまり〜👏🏻

要は、油とアルカリが反応してできるのが石鹸、なんです。

が、、現在のような、硬くて質の良い石鹸が完成するまでには、何千年もかかったわけで。

石鹸が、すごく高価だった頃は、庶民の手には入らなかった、とか、

繭シルクの歴史とちょっと似てる?


今回作るのは
シルクセリシン入りの"マルセイユ石鹸"

c0087899_10124321.jpg



マルセイユ石鹸とは
フランスのマルセイユが発祥で、上等の石鹸の代名詞となっていたくらいのスグレモノ👌🏻
1000年以上もの昔から製造されている歴史ある石鹸です。

質の良い石鹸を保つために
フランス国王ルイ14世が1688年に発布した王令を紹介しましょう

第1条 暑さにより石鹸の密度が損なわれる6,7,8月の石鹸製造は禁止する

第2条 5月1日以前はオリーブの実が未熟すぎるため、最終搾りのオリーブ油を使用する

第3条 原料油脂は、オリーブ油以外の使用を禁止する。違反者には石鹸を没収する罰則を課す


現在は、マルセイユ製法で作れば、オリーブ油以外の油を使用しても大丈夫ということになっています。


油とアルカリが反応して石鹸ができる、ので、

油には、オリーブ油に、ココナッツ油、パーム油をブレンド。

アルカリには、苛性ソーダを使用します。

この苛性ソーダというのが、少々大変な薬品でして、
水に触れると煙が出て、高温になり、たんぱく質を溶かす😱

取り扱いには十分な注意が必要です。
(購入するには印鑑と身分証明書が必要💦)

まずは、材料と工程について、しっかり説明。

c0087899_10124392.jpg



c0087899_10124400.jpg


実は、この時、猿投はまだ寒くて、
温かい桑茶を飲んでいただきながら、立ったままで(座るともっと寒い気がして)説明しています。


手袋、マスク、エプロン、と身支度を整えて

さあ、石鹸作りスタートです。

c0087899_10124454.jpg


c0087899_10124511.jpg


c0087899_10124569.jpg


c0087899_10124604.jpg



作業が済んだら、
食事の準備をしている間に、

シルクのお話しをいろいろ。

シルクは主に、セリシンとフィブロインというたんぱく質でできています。

フィブロインは繊維質、セリシンは膠質、
つまり、フィブロインという骨格をセリシンという糊でくっつけて糸になっている構造。

繭を煮ると、セリシンは水に溶けるので、これを石鹸に混ぜて使います。

セリシンって、すごいんだよー!

昔、製糸場では、セリシンの溶けた水は捨てられていたのですが😵

工場で働く女性の手がツルツルすべすべ✨
なぜ〜〜?🤔

それはシルクセリシンのおかげだったー👏🏻

・肌の天然保湿成分ととてもよく似た成分が多い

・親和性が高い

・コラーゲンよりも吸着性が高く保湿機能が長く続く

・紫外線を反射して、シミそばかすを予防

・抗酸化作用による美白効果

今では、美容、化粧品の業界も大注目!

使った繭も、持ち帰ってまた使いましょう。

かかとや肘をクルクルとマッサージ
余分な角質が取れて、ツルツルになります。

繭のチカラは、繭を作ってくれたお蚕さんのおかげ。
そのお蚕さんは桑だけを食べて育つ。

ということは、
繭の優れた成分のもともとは桑の成分ってこと⁉︎

で、

さあ、桑入りだご汁と桑入り胡桃団子用意ができました。

この時間には、気温も上がってきたようです。

桑茶を飲んでからお召し上がりください。

c0087899_10124664.jpg


c0087899_10124734.jpg


土曜日開催ということもあって、
中学生の男の子、女の子も参加してくれました。

ニキビをなくしてツルツル肌になりたいのは、
男の子も女の子もおなじ、だよね。

シルクセリシン入りのマルセイユで洗うと、
洗った後の肌がしっとりする。と、気に入ってくれてる方もたくさんみえます。

今回仕込んだ石鹸生地は、2〜3ヶ月乾燥、熟成させてからお使いいただけます。

それまでは、お土産のプチ型抜き石鹸をお使いくださいませ。

c0087899_10124731.jpg



最後に、石鹸の小話を1つ

シャボン玉のしゃぼん ポルトガル語で石鹸のこと、
石鹸の皮膜で作るから、"しゃぼん玉"なんだね。

ちなみに、フランス語で石鹸は、サボン
マルセイユ石鹸はサボン・ド・マルセイユだよ〜



[PR]
by mulberryclub | 2017-03-27 07:52 | 活動記録 | Comments(0)
<< 2017年4月 イベントと活動... 大竹栽桑園へ >>