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桑の木の育て方

豊田市旭地区にある桑畑

すぐに増える雑草に手を焼いています。

そんな中でも、いい方法があります。

この写真、木の根元に、もみ殻を多めに蒔いた様子です。
雑草だらけの周りに比べて、
そこだけは雑草が生えていません。

お陰で、根元だけは少し風通しが良くなっています。

風通しが悪いと木が病気になりやすいので、注意が必要。



田んぼが近くにあって、もみ殻がたくさん手に入るようから、おススメの雑草対策デス。







☆桑の木 苗植えから剪定、収穫まで


実は毎年、試行錯誤を繰り返してきた、枝の剪定。

そもそも桑の木は、蚕を育てるための木だったので、養蚕農家さんの、蚕飼育に適した、剪定の時期ややり方というのがあります。

ところが、桑茶用の桑の葉を、効率よく採取するには、それとは少し違う剪定方法や時期というのがあることを知りました。


桑茶用の木に適した剪定方法というものを、桑やシルクに関する学会や報告会などに参加し、学ぶことで、教えていただき、少しずつ、実験的に進めてきました。


生き物相手の作業なので、100パーセント正解というものはありませんが、やっと見えてきた、剪定方法。


これから苗を植える、なら、ぜひ、参考にしてみてください。


その1  苗を買う

まず、苗を買う、って!?

そうなんです。タネから育てたら苗になるまで3年くらいかかるし、
挿し木などの方法もつきにくい。

なので、良い苗を買うのが1番だと思うのです。

一般的に桑の苗、として売られているのは、桑の実を取るために改良された品種が多く、一本あたりの値段もかなりします。(3000円とか)



ちなみに、
我々が植えた苗は、群馬の大竹桑園さんから購入したもの。
実のならない品種なので、葉を利用するならこちらが良い。値段もお値打ち。

大竹さんは、宮内庁の桑畑にも苗を納めていらっしゃる、苗作りのプロです。

焼酎を桑茶で割る、"銀座割り"の考案者でもあります。

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その2     苗を植える


3月ごろに苗を植えます。
複数本植える場合は、枝と枝の間を2メートルくらい取っておいた方が良いです。


その3     最初の剪定


えー?もう剪定?

はい。買って、植えたばかりの、ヒョロヒョロっとした棒のような苗木を、地面から20センチくらいのところ、芽を3個くらい残して、、
ちょっキーーン!

小さくカットします。

なんだかかわいそうで、ちゃんと育つのか、とても不安を、感じながらも、チョキンと、カットしてしまいます。


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本当は、もう少し早めに
葉っぱがこんなに出てくる前に、カットしても大丈夫です。

すると、残した3箇所の葉芽が、ぐーーんと伸びます。


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こうなれば、バッチリ!

葉っぱの収穫の時には、枝ごとバッサリ切って、そこからいっきに葉をしごき取ることができます。
細かい脇芽が多いと、その作業がやりにくくて、時間がかかってしまいます。

大きな一本の枝に、大きな葉っぱがしっかり付いている状態が、理想的。

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葉っぱの季節が終わったら、寒いうちに(プロの方は、根が動く前に、という表現をなさいます)
また剪定して、高さ30㎝くらいにしておけば、春になってまたそこから枝が伸びてきます。

大丈夫。
切っても切っても、又、又、又、伸びるのが "桑"です。

だんだん幹が太くなってしっかりしてきますよ。


というわけで、
これまで何年かかけて、少しずつわかってきた桑の育て方です。

自然相手で、まだまだ、手探りの部分もありますが、
少しでも参考になれば幸いです。



桑、蚕、繭を暮らしに活かそう
マルベリークラブ中部

by mulberryclub | 2018-08-07 11:11 | 活動記録 | Comments(0)
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